画像処理はじめました。

AI/AR/VRという近未来的な言葉に惹かれ、その技術分野に参戦するために立ち上げたブログです。日々の格闘結果を記録に残してゆこうと思います。

2019-01-01から1年間の記事一覧

1-6 「ソラリゼーション」

モチベーション やり方 プログラム 実行結果 補足 モチベーション 画素値の濃淡を一部反転させることで特殊な表現効果が見込めます。 ネガ画像とポジ画像が混じりあったような効果が得られます。 やり方 PILライブラリを使用し画像を読み込みます。読み込…

1-5 「ポスタリゼーション」

モチベーション 画像が表現できる色数を減らすことで実写を手書き風の画像へ変換できます。 やり方 PILライブラリを使用し、グレースケールで画像を読み込みます。読み込んだ画像は、uint8型なので 0~255 の値をとります。これら各画素値に対して、階調を減…

1-4 「輝度反転」

モチベーション 画像の細かいディテールを確認する場合に、反転前後の画像を比較すると見つけやすくなるかもしれません。 やり方 PILライブラリを使用し、グレースケールで画像を読み込みます。読み込んだ画像は、uint8型なので 0~255 の値をとります。輝度…

1-3 「グレー化処理」

モチベーション 被写体の形状だけを確認したい場合はグレースケールで事足りる カラー画像(3チャンネル)に比べて扱う情報が1/3となるメリットあり やり方 カラー画像をグレースケールへ変換する方法にはいくつかありますが、ここでは、以下を紹介します。 …

1-2 「セピア・カラー処理」

モチベーション 経年劣化により退色したノスタルジックな画像を作成したい場合に使用します。 やり方 カラー画像を読み込み、読み込んだ画像のB/G/R値に対して平均値を算出します。 算出した平均値を各色チャンネルごとに係数を掛けてB/G/Rへ代入すれば実現…

1-1 「B/G/Rの入れ替え」

モチベーション 画像の色合いを変更して、どんな雰囲気になるのか確認してみたい。 例えば、以下のような用途がありそうです。 花の色 赤い花だけど、青色の花だったらどうかな? 看板の文字の色 看板の文字の色を赤にしてみるとどうかな? 背景が黄色だとど…

0-5 「Python カラー値R/G/Bの入れ替え」

PILで取得した画像データをNumpy配列へ代入し、R,G,B各色を入れ替える実験をしました。 #!/usr/bin/python # -*- coding: utf-8 -*- # カラー画像のR,G,B色情報を入れ替える。 from PIL import Image import numpy as np from matplotlib import pylab as pl…

0-4 「Python Numpy R,G,B 色分割」

PILで取得した画像データをNumpy配列へ代入し、R,G,B各色について、色分割して表示する実験をしました。 #!/usr/bin/python # -*- coding: utf-8 -*- # カラー画像から、R,G,Bの色情報を取り出す。 from PIL import Image import numpy as np from matplotli…

0-3 「Python Numpyによる画像表現(グレー画像)」

PILで取得した画像データをNumpy配列へ代入した際、Numpy配列の内容がどのようになるのか調べました。 比較のためにカラー画像と、カラー画像をグレースケールへ変換したデータを記載します。 #!/usr/bin/python # -*- coding: utf-8 -*- # Numpyによる画像…

0-2 「Python Numpyによる画像表現(カラー画像)」

内容 やり方 プログラム 補足 補足プログラム 内容 PILで取得した画像データをNumpy配列へ代入した際、Numpy配列の内容がどのようになるのか調べました。 やり方 ペイントツールで作成した画像サイズ縦2ピクセル、横3ピクセルのビットマップカラー画像(inpu…

0-1 「Python 画像の表示と保存」

PILとNumpyを使用して画像の表示と保存を行います。 画像ファイルは、「実践 コンピュータビジョン」の著者のページからダウンロードしたものを使用しています。 #!/usr/bin/python # -*- coding: utf-8 -*- # 画像の表示と保存 from PIL import Image impor…

Python 画像処理はじめました。

はじめに 画像処理の取っ掛かりに何すればいいんだろって感じ、やっぱり基礎からかなと思ったので基本的なとこから進めることにします。 あと、やみくもに進めるのも効率が良くなさそうなので、教材として「2017年5月号 Interface 画像処理」の記事を参考に…